難波を含む、大阪の中心地のひとつとして、利便性の高い住みやすさが魅力の大阪市浪速区。
今回は、そんな大阪市浪速区の気になる防災についてご紹介します。
水害から家族をまもるための情報が網羅されたハザードマップや市民防災マニュアルの見方など、大阪市浪速区の防災に対する区の取り組みをご覧ください。

大阪市浪速区のハザードマップの見方と区の取り組み

大阪市浪速区では、見方も簡単な「水害ハザードマップ」を用意し、日頃からの備えを喚起しています。
水害ハザードマップは、大阪市浪速区で大地震発生時の津波による浸水、大和川が氾濫した場合、内水氾濫した場合の被害予想をひと目で確認できます。
それぞれ地図の見方は、想定される浸水の深さを色で見分けることが可能です。
水害ハザードマップでは、あわせて大阪市浪速区内だけでなく、市全体の浸水想定図や避難行動のヒント、非常時持出品のチェックリストなども掲載。
誰にとっても見方のわかりやすい地図です。
また、大阪市浪速区では、住民の安全を守る区の取り組みとして、民間に向かって「津波避難ビルの指定」を増やす呼びかけもおこなっています。
そのほか、区役所では「市民防災マニュアル」も配布しています。
我が家の防災マップをつくれたり、緊急連絡カードも記入できたりするので、大阪市浪速区に住んだらぜひ入手しておきたいですね。

大阪市浪速区のハザードマップの見方と一緒に確認！家庭でできる取り組みを紹介

大阪市浪速区は防災対策に積極的なエリアですが、同時に、家庭でできる取り組みもしておきたいですね。
まずは、家具の転倒や落下防止対策で、住まいのなか安全性を高めておきましょう。
背の高い家具は天井との隙間をつっぱり棒で固定したり、テレビはベルトで固定したり、家具のガラス面にはガラス飛散防止フィルムを張るなど、少し手間をかければ安全性と安心感が高まります。
万が一、家具が転倒しても、ドアをふさいで避難を邪魔しない配置にしておくことも大切ですね。
また、家庭でできる取り組みとして、備蓄品や非常持出品も準備しておきましょう。
備蓄品の目安は、食料や飲料水など3日分以上を用意します。
非常時持出品は、非常食品や懐中電灯だけでなく、公衆電話がかけられるよう10円硬貨なども準備すると有用です。
非常時持出品の準備には、前述のハザードマップのチェックリストも役立ちますよ。

まとめ

大阪市内は、淀川をはじめとする河川や海に恵まれて発展してきた一方で、水害に対しての備えも重要なエリアといえます。
そんななか、積極的な区の取り組みを知ると、大阪市浪速区に対する見方や印象、暮らしの安心感も高まりますね。
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